多くの方が台本を渡されたら、とりあえず声に出してみたり、キャラを作ってみたり、マイクの前に立ったりしていると思います。
ですが、みなさんは、台本をしっかりと理解しているのでしょうか?
もっと言ってしまえば、理解の仕方を知っているのでしょうか?
読み解き方を学ぶ機会はなかなか無いと思います。
なんとなく自分でやってみたり、講師の方に言われた通りにやってみたりと、理解せずにやった結果、上辺だけの薄っぺらい表現になってしまうことは、よくある話です。
Windia(ウィンディア)では、『役として生きる』ということを目指し、そのために、台本の読み解きや役作りの仕方を理論的に学び、自分で考える力を伸ばし、エチュードなどで身体に馴染ませていきます。
役者としての道を進む中で、芝居のこと、将来のこと、その他にも多くのことで悩んで、立ち止まってしまうこともあると思います。 頭で分かっていても、心や体が動かなくなったりもします。
新たに踏み出す一歩
さらに進むための一歩
ここは、その手助けが出来る場所だと思います!!
演技は自由ですし、正解はありません。 ですが、本当にただ自由にやっていては、それは独りよがりにすぎません。
台本を細かく読み解くことで、求められる一定の範囲を外さないようになり、演技の深みも増します。
そのために、演技理論を用いて、しっかりとした読み解き方を学んでいきます。
あとは、自分らしさを加えて、面白いものを作っていきましょう。
ここでは、演技に対する考え方や取り組み方に積極性を持つことで、待ちの姿勢ではなく、自由に行動していけるようにしよう、と考えています。
お芝居は、みんなで作り上げるものです。 そのための訓練でもあると思ってください。
そして、それは、芝居に限らず、実生活の様々な場面でも役立つと思います。
誰にでも悩むことはあります。 ただ、悩みすぎてしまうと、どうしたら良いのか分からなくなり、いつの間にか時間を浪費し、そのことに焦って、また悩む…。
心の不調は、体を重くしてしまい、頭では分かっていても、行動に移せなくなります。
一人で悩まないでください。
ここは、そのための場所です。
台本をシーンごとに時間をかけて細かく分析し、動きを付け、舞台として公演できるくらい完成に近づけている段階にあります。
最終的には、それをスタジオで収録して、動きがあるとき(舞台)と、無いとき(声優)での出来上がった物の違いを体感してもらおうと思っています。
賢プロダクション
《プロフィール》
幼少時から吟詠家の祖父・母より詩吟の指導を受けて育ち、自身も『一般社団法人 哲泉流 日本吟詠協会』の講師資格を取得。
詩吟で培った声による表現力を活かし、『㈱賢プロダクション』の所属声優として活動。
『スタニスラフスキーの演技理論』には、養成所時代に出会い、以来、様々な勉強会で学びながら、今も自身の理解を深め続けている。
近年は、その知識や長年の現場での経験を用いて、『演劇ワークショップの講師』や『ボイストレーナー』として、後進の育成にも力を入れている。
物事を、感覚ではなく『理論的』に教えるスタイルなので、演技理論も理解しやすい。
「基礎が大事」
そんな言葉は聞き飽きたと言う人も多いかもしれませんが、仕事現場で僕に立ちはだかったのは、いつも『基礎』でした。
十分にやったと思ったのに、まだまだ足りない…。
そう、鍛練に終わりは無いのです。
そして、その積み重ねこそ、やりたいことを実現させるための唯一の方法です。
表現者としての基礎から勉強したい方、さらなるステップアップを図りたい方など、是非、このワークショップの扉を叩いてみてください。
全力でサポートします。